KOBA's Classroom ~from the Warm Heart of Africa~

アフリカのマラウィ共和国で活動する、青年海外協力隊 理科教育隊員の活動記録 

KOBA’s Classroom vol.13 〜広島の生徒たちから、マラウィの生徒たちに手紙が届きました!〜

遂に広島の子たちから手紙がとどいたぜえええ〜〜〜!!!

 

ででん!!我ら「日本マラウィ交流会(仮)笑」

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現在広島で英語の先生をやっている友人が持ち出してくれたこの企画。

素敵な提案をくれた忠見先生には感謝でいっぱいです。

 

 

少し、昔の話をさせてください。

  

 

僕は、英語がめちゃくちゃ嫌いでした。

 

 

中学時代の、先生の後から続いて音読しましょうも、単語を覚えるのも、並び替え問題なんて全然できないし、宿題だった見開き1ページを英文で埋めるというお手ての運動も、まーーーったく面白くなかった

 

言わせてもらえば、そんな「死んだ」英語をいくらやったって、「生きた」英語は身につかないですよ、英語嫌いが増えるだけです

 

僕は、英語を「世界中に友達を作れる魔法のツール」だと思ってます。

もちろん、英語を学んでる同士限定になってしまいますが、アフガニスタン人とも、ドイツ人とも、中国人とも(もちろんマラウィアンとも)笑って遊べる様になれてしまうのが「英語」だと思ってます。

 

僕がこの事実に気づいたのは大学3年生の時でした。

 

遅すぎる。

なんで中学校でこの一番大事な事実を教えてくれなかったのかと

今でも腹が立ちます。

 

 

まあ、思うことも、言葉でいうことも誰にだってできるし

誰かが動かないと物事は変わらないので

 

大学4回生の時にNESTという学生団体を仲間と一緒に立ち上げました。

目的は、英語が「使える」感覚を日本の小中学生に伝えること、そのためには、いろんな国籍をもつ仲間が必要でした

 

共感してくれる日本人の仲間を募り、その仲間と今度は留学生の仲間を集めにかかりました。

 

みんなで手分けして、いろんなところに顔を出し、留学生に声をかけまくりました

 

 

その結果、、

 

留学生は11カ国から11人(インド、韓国、中国、台湾、アフガニスタン、アメリカ、オーストラリア、ドイツ、ブルキナファソ、カナダ、タイ)日本人学生も10人ほど、計約20人の団体になりました。

 

幸い、うちの大学には英文学科があり英語教育に熱い人が多かったり、留学生の受け入れにも力を入れていたので実現した団体だと思います。

 

約1年の短い時間でしたが、みんなで過ごした膨大な時間は青春そのもの

最高の思い出です

 

 

 

何が言いたいかというと、その時の仲間であった忠見くんと、卒業した今も、また一緒に仕事ができるなんて最高!!ってことです。

 

 

英語を「使う」機会が少ない日本の生徒たちには、「生きた」英語を

多様な情報に触れる機会の少ないマラウィの生徒たちには、知らなかった世界を

提供しあえる様な交流ができればと

 

勝手に思ってます(忠見先生、またミーティングしましょう笑)

 

 

 

 

広島の子たちは21人

こちらもテストの成績高い順に21人を選抜し(校長と協議の結果、一番公平な選抜方法だったので)

 

Buddyを決めました。

 

 

マラウィの男子生徒は、日本の女子生徒とBuddyになりたがっていて

欲望丸出しの彼らがとても面白かったです笑

 

手紙を受け取ったマラウィの生徒たちは本当に本当に嬉しそうで

こっちまで嬉しくなりました。

 

早速昨日の日曜日に、Buddyへのビデオメッセージとマラウィの生徒たちによる歌の収録を行いました。

ここにビデオも載せたいのですが、、なにせ容量が大きくてマラウィのネット環境では不可能なのが残念、、

 

 

 

せっかく広島の子たちと交流できるので、

平和学習につなげたいなと思ったりもしてます

 

「世界で唯一原爆が落ちた国」と「アフリカの温かい心と呼ばれる国」

の肌の色も、経済的価値観も違う同世代の生徒たちは

どんな対話をするのでしょうか

 

 

今後が楽しみです

 

 

 

おまけの写真

1、折り紙送ってくれてありがとうございました!

とりあえず、写真に向かってくる勢いから喜びを想像していただければと思います

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2、こないだうちに遊びに来てくれた生徒の一人は、一回しか教え方を教えていないのに、今回一人で完璧にツルを折れました!! さすがうちの学校のトップクラス、こういう子もマラウィにいるのだと驚かされました。

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3、何回か撮ったうちの、お気に入りの一枚。

クールに決めるVer

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