KOBA's Classroom ~from the Warm Heart of Africa~

アフリカのマラウィ共和国で活動する、青年海外協力隊 理科教育隊員の活動記録 

KOBA’s classroom vol.22 ~2年生女子が全員停学って、、~

久々のブログ更新です。

2学期に入って、なんてったって忙しい。

同僚との関係が深まってできる事が増えたし、やりたい事もまだあるし、、

しかしながら、中間テストの採点もまだ終わっていないながらも筆を取ったのは、かわいい教え子が集団で停学になってしまったからで、、

 

先週からもめていたというこの問題

教え子(2年生)の言い分、女子寮での出来事は以下の通り

 

 

  1. 上級生に2年生寮のドブの側溝掃除をしろと言われる。(その際、上級生がひどい言葉を使ったとのこと)
  2. (その言葉に怒りを覚え)少し刃向かったように返事をした
  3. それに気分を害した上級生が、1年生担当の箇所もやれと言われる
  4. 2年生拒否
  5. 先生A,Bホステルに来た際、上級生が指示したところをやっていないと報告
  6. 寮監である先生C(実際にはホステルを見ていないとの事)に(おそらく上級生により)報告され、罰則としてさら全学年分掃除しろと指示される
  7. 2年生、先生Cに説明を試みるが聞く耳持たれず
  8. 2年生再び拒否
  9. 拒否文を全員出す(この拒否文にもっと情報を書き込めればいいのだが、なぜか先生Cより2文だけとの指示が。生徒も1文を引き伸ばせばいいのにと思ったが)
  10. 生徒指導部へ話がいき、停学の話に
  11. むしろwelcomeだと言わんばかりに2年生停学(おそらく3〜6週間)

 

 

自分の教え子が可愛いからもあるかもしれないけれど、

そもそも彼女らが大人しい子も含め、全員で反対意見を唱えているのはそれなりの理由があるからで

 

それでも、彼女らの意見に耳を傾けたのは僕だけで

他の先生たちは上級生の意見を信じ、むしろ先生Cに刃向かったことが問題だという

 

嘘つきだの、退学だの

見ても聞いてもいない先生たちが2年生女子の事を言うのに

残念というか、呆れてしまった

 

2年生女子のとこまで言って話を聞いたわけだけど

「寮監(先生C)(は低脳なので)話をしても無駄だし、先生が何かしても事が悪化するから、先生は何もしなくて大丈夫、気持ちだけで嬉しい」と言われ

為す術なし

 

ここに親友のザンゲワ(中国留学中)がいたら、、

日本人は結局日本人扱いで、こういう問題には参画しにくい上、バックグラウンドが読めない、、と日本人である事にやるせなさもあったり。

 

 

校長、教頭にも彼女らの話を聞いてやってくれと話はしたものの

むしろ2年生は勇んで停学を望み(先生ら、信じられてない、、)

 

私たちは悪い事をしていない!だって上級生が私たちを罵ったんだもの!と言い切っていた(確かにな)

 

そもそも、その上級生に罰則を科す権利はあったそうだのだが、暴言を許していいものなのか

個人的にはこの上級生にも何かしらの措置を取らないといけないと思う

この件は、金曜の職員会議で議題としてあげるとして、、

 

 

2年生女子の肝っ玉にも関心で、自分らの正義を貫いたのにはむしろ誇らしさもあるものの、、

 

 

君らいないと僕がさみしいやん!!

残り任期4ヶ月しかないのに3週間停学って!!

教室はすでに男子校やぞ!!(まあ男子も可愛いのですがね)

 

 

 

結論、

 

先生らもっと生徒のいう事に耳傾けようや & 僕が寂しい

 

です。

 

 

 

残り4ヶ月。