読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

KOBA's Classroom ~from the Warm Heart of Africa~

アフリカのマラウィ共和国で活動する、青年海外協力隊 理科教育隊員の活動記録 

Koba’s Classroom vol.7 〜サイエンスクラブの立ち上げ、その記念すべき第一回、、!!〜

マラウィに赴任して7ヶ月が経ちました。

雨季真っ最中のマラウィは、まだまだ暑いです。扇風機は必須です。

最近は、自分の畑に飽き始めた僕を見かねて、ウォッチマンたちが畑を管理し始めました。気づけばトマトが植わっていて、気づけばジャガイモが植わっていて、今日はパパイヤが植わっていました笑 なんて働き者の人たち!! 収穫が楽しみです

 

さて、今回は

立ち上げたサイエンスクラブについて書こうと思います。

 

僕の学校では、校長は生物教師、副校長は物理教師、senior teacher(実際なにをしてるかわからないけど、No3的なポジションの人)は生物教師と、管理職はみんな理系!

同僚もマラウィには珍しく、理系の先生が豊富!(僕の学校は街にある一進学高なので、先生が他に移りたがらないんだとか、、)

 

たとえマラウィでも、一応クラブ活動らしきものは存在していまして

他の地域の学校にはサイエンスクラブがあったりします。

ただ、存在しているだけで活発でないのがほとんどで、しっかりと担当教員がついて活動している学校を僕はまだ聞いたことがありません。

僕の学校も昔はあったそうですが、活発なものではなかったらしく、僕が赴任した時には見事に消滅していました。

 

サイエンスクラブを持っている事はそれなりにステータスとして扱われる様で(僕の感覚ですが)、うちの校長もサイエンスクラブを欲しがっていました。そこへ、理科教育ボランティアの僕が赴任してきたので、真っ先にお願いされたのがこのサイエンスクラブの立ち上げでした。

 

 

そもそもなんで潰れたのか?

他の先生たちも、サイエンスクラブやりたがっているのになんで?

 

今年だけねと約束してリーダーとなり、サイエンスクラブを立ち上げて約3週間、その答えがなんとなく分かってきました。

 

簡単にまとめると、

 

1、そもそも組織マネジメントをやってきた経験が少ないので、どうやっていいか分からない(日本は小学校から委員会があり、組織として動く事を学んでいるのだなとここに来て気づきました)

2、リーダーシップがないしリーダーとして責任を取りたくない

3、軋轢を生みたくない精神 マラウィは 「出る杭を打つ」ような習慣があります

 

 

どうりで僕をリーダーにしたがった訳だ、、(来年は絶対やってやらないからな笑)

 

何事も、みんな一緒に決める、みんな一緒にやる事が好きなマラウィでは、校長でさえもイニシアチブがあるようには感じられません。

 

校長からorganizerの先生たちを指示され、僕を入れて4人で立ち上げる事になったのですが

 

どうも僕に対する不信感のような ものを感じるようになりました

一番耳にした言葉は「どうして僕をサイエンスクラブに誘ってくれなかったんだ」というグチグチした発言。要は、一緒にやりたかったのでしょうね。

 

「いやいや、君が時間どうり働いてないから信用されてないんやって」 という一言でだいたい答えは出てるのですが笑

 

 

とはいえ、やりたがってるのはとてもいいことなので、今学期サイエンスを軌道に乗せて、来学期からorganizerの先生たちを増やして活動出来たらと思います。そもそも、僕がいなくてもサイエンスクラブは運営されていて欲しいですしね、、

 

さて、今学期のサイエンスクラブのスケジュールは以下の通りです

f:id:brave-nobles:20170210035437j:plain

 

注目していただきたいのは

1、マラウィの先生たちがちゃんとorganizerに入っている点です!

 

目指しているのは僕が日本に帰ってからも続く組織を作ること。現地の先生が主役です。

 

2、2回欠席で除名!というマラウィらしからぬルール!

 

時間や規律にルーズなマラウィ。それはそれでいいところ、でもキッチっとできないと困ることもいっぱいあるはず。病院の衛生環境がキチッとしてないのも、政府がキチッと先生に給料払えてないのも、僕は学校生活のだらしなさからくるものなんじゃないかと思ってます。先生たちは「キッチっとしなさい!」とはいうものの、それはどこか受け売りで、自分がキチッと仕事してないこともしばしば、、

 

現在、登録生徒数約100人となったこのサイエンスクラブ。当然、登録だけしてテキトーに参加する生徒が出てくるのは目に見えてる。一度、マラウィの生徒たちに(先生たちにも)キチッとした組織はどんなものなのか見せたい!という意味も込めて、もちろんorganizerの先生、校長と共に合意に至ったこのルール。今日のサイエンスクラブでorganizerの先生が率先して出欠を確認している姿には感動しました。できるじゃん!!

 

 

今日のテーマは「Planting seedlings」苗を植えよう

OrganizerはSenior teacherの生物教師ムハル先生!

木を切り倒してばっかではいけない!未来に向けて木を植えなければならないのだ!!という思いを生徒に伝えるという今回の活動 

*マラウィでは未だに木を燃やして生徒の給食を作ってます

 

 

「これはとても大切なことだ!」と資金援助を約束した校長は、結局前日までお金を出し渋り(やっぱり)、一時ムハル先生がかなり機嫌悪くなったため、結局僕が校長からお金を受け取りに行き(たぶん外国人の僕の前ではいい格好をしたいから)、なんとか苗を購入完了

f:id:brave-nobles:20170210035734j:plain  

苗約100本(グァバ、マンゴー、タンガタンガ、ケイシャ

 

)とムハル先生

 

授業終了後、10分後に集合のはずがやっぱり30分かかって生徒が集まり

第一回のサイエンスクラブが始まりました!

 

まずはデモンストレーション!

Agricultureで学位をもつ数学のルエア先生が先陣を切る(ムハル先生は?笑 マラウィの人はかなり目立ちたがりなところがあります笑)

 f:id:brave-nobles:20170210040222j:plain

 

 

さあ今度は生徒たちの番!

 f:id:brave-nobles:20170210040336j:plain

  

みんな一生懸命苗を植えていきました。

  f:id:brave-nobles:20170210042415j:plain

 

 

みんな楽しそう笑

 

f:id:brave-nobles:20170210042423j:plain

 

「名前は付けたん?」と聞いてみたところ

 

パトリック君は「パトリック!」

フォーデン君は「フォーデン!」だそうです笑

みんなそれぞれ植えた木に愛着を持ってくれたようです。

 

中には「JAMAZ!」と名付けた生徒も

理由を聞くと、JAPAN & MALAWIだからだそうです 

これには少し感動。枯れるなよJAMAZ笑

 

第一回がなんとか終わりました。

生徒の集合の悪さや、グループリーダー制がうまく機能していないなど課題はもちろん残りましたが、少しずついい組織になればと思います。

 

来週はルエア先生organizeによる社会見学です!!

近くのコットン工場へ行ってきます!!僕も楽しみ

 

工場見学の様子は来週お伝えします!

 

 

 

 このボタンを押していただくと、僕のブログが少しだけ有名になります

にほんブログ村

すると少しだけ、

青年海外協力隊、しいては理科教育という職種に興味を持つ人が増えてくれるはずです

 

2016年度秋募集、理科教育の案件は48件、合格者は12人

協力隊には多くの職種がありますが、理科教育は最も人手不足な職種の一つです

世界中の36校の学校は日本から理科の先生に来て欲しいと言ってくれているにも関わらす、日本はその要望に応えられていません

 

人がよくて真面目、宗教性が強くない日本だからこそできる全国民を上げた国際協力が青年海外協力隊だと思います。

世界でもトップクラスの理数能力を持つ日本だからこそ力を発揮できる職種が理科教育だと思います。

 

学校現場も国際化を!と叫んでる割にはこの現状が変わらないのはどうなんでしょうか?

まさか、外国の先生を呼べば国際化すると思ってるのでしょうか?

 

マラウィで外国の先生をやってみて気付きました

僕にできることももちろんありますが、現地の先生にしかできないことなんてたくさんあります

 

要は、バランスが大切なんだと思います

 

日本は、世界を知った先生がもっと必要だと思います

もっともっと多くの人に、理科の先生として世界に出て行って欲しい

 

言語はなんとかなります

 

心に情熱がある方、是非応募のご検討を!!

 

まずは説明会へ! 

https://www.jica.go.jp/volunteer/seminar/index.html