KOBA's Classroom ~from the Warm Heart of Africa~

アフリカのマラウィ共和国で活動する、青年海外協力隊 理科教育隊員の活動記録 

KOBA’s Classroom vol.16 ~新学期が始まりました、巡回校にとりあえず行ってみた〜

 

7週間の夏休みを終え、新学期が始まりました。

任期も残り10ヶ月を切りました。

 

訳あって日本に一時帰国しており、任地に戻るのが新学期の始まる1日前になってしまいました。

スタッフミーティングもやって、時間割もきまっている、、事はないだろうな

と思って任地に戻って来たのですが

 

やっぱり何も決まってませんでした(良かった?)

 

学校が始まってから科目の割り振りと時間割を決めるうちの学校(結構マラウィ全土こんな感じかな)のやり方に

もはや何も感じなくなってきてるのが怖いですね笑

 

 

生徒も10%くらいは来てたかな、各学年10人ずつくらい

久しぶりに会った生徒たちは、背が高くなってた気がします。さすが成長期

 

今学期は、昨年度教えていた1年生を持ち上がりで教える2年生Chemistryと

新1年生のChemistryを教える事になりそうです。

 

とはいえ最初の1週間は生徒が全然いないので、折り紙教室をしようと思ってます。

空間把握が苦手な彼らは折り紙が苦手だろうとみているので、良いトレーニングになるかなと。

 

 

最後の年は、クラスター校(学校群)の巡回に力を入れようと思っています。

活発なクラスターは、群をあげての教員研修や、実験器具のシェア(マラウィは物品が足りてないので)などをしているそうです。しかし、うちのクラスター活動は全くのゼロ。交流は全くなし。

 

交流を活発にして、お互いの目が各学校に向けられれば

少しでも教育熱が上がるのではないかと、期待出来るところもあるのではとおもっています。

 

 

という事で、

 

早速、初日から巡回校の一つに行ってきました!

 

JICAから貸し出されている自転車に乗っていける範囲の、一番遠い学校Treza Secondary Schoolに行く事にしました。

 

自転車で片道30分。

こんな感じの道を

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そこらへんの人に場所を聞きながら進みます。

 

コンクリートに覆われていないアップダウンの道を漕いで行くのは

思ったよりシンドイ笑

 

これからもっと暑くなって、しかも雨季に入ったら

この学校に自力で行くのは不可能ではないかと思いました笑

 

田舎道をどんどん行くので

めったに会わない外人(僕)はいろんな人に手を振ってもらえます

 

子供達にも大人気

有名人になった気分を味わえます

 

観衆に応えながら

 

無事、Treza Secondary Schoolに到着

 

時刻は午後2時

学校初日

 

 

ダレモイナイ

 

 

なんでやねん笑 初日やぞ笑

 

 

そこにいたおばちゃん「今日は先生も生徒も午前で帰ったわよ〜」

 

そういうもんなん?笑

というか、時間割とかできたん??

 

 

今思えば、いつもこの学校はそうなのか。。?

いや、そんなはずは、、

 

 

とりあえずわかった事

・Treza遠い、雨季とか特に巡回できなさそう

・初日の午後はやっていない学校がある

・水筒は満タンで出掛ける事

・仕事用の靴で自転車を漕ぐのは足の裏にダメージ大

・長距離の自転車移動は超高反発サドルのため、お尻が壊れそうになる。クッションを敷くか、お尻を柔らかくする事

 

 

今度は近くの巡回校に行こっと

 

さあ最後の一年、頑張ります!