KOBA's Classroom ~from the Warm Heart of Africa~

アフリカのマラウィ共和国で活動する、青年海外協力隊 理科教育隊員の活動記録 

KOBA’s Classroom 最終章 〜あの2年間は自分にとって何だったのか〜

最後のブログを書いてから9ヶ月ほどが経ちました。

 

あれから、最後の授業に、配属先とJICA事務所の最終報告に怒涛の日々を送りました。最終報告から帰国までは、JICA事務所の方に大変良くして頂き、マラウィでの残りの時間を楽しんでいました。

 

日本に7月に帰国後、花火大会に行って、温泉に行って、就活もして、9月からは日本の私立学校で専任教諭としてクラス担任を任せて頂き、国際バカロレアプログラムに従事して来ました。

 

その間ずっと、ブログをまとめる気になれず、日本の学校での年度が終わるタイミングで、ようやくこのブログを締めくくる気になりました。日本での教員生活を経て、ようやく考えがまとまったのかもしれません。

 

 

あの2年間は自分にとって何だったのか。

 

 

言葉で表現するならば、「刺激に満ちた、最高に楽しい日々」でした。

 

 

もちろん、整備不良車だらけのマラウィで事故死しないか、病気しないかというストレスはあったし

停電めっちゃ多いし、日本食食べれないし、家事に時間かかるし、不便な事も多かった

 

同僚遅刻するし、教育システムも教科書もめちゃくちゃだし、黒板傷だらけだし、チョークめっちゃ折れるし、マラウィで教師をする不便とか苦労もあった

 

国の事業という事で、日本の顔としての責任感もあったけれど

 

 

マラウィの方達とマラウィの生徒たちの暖かさ、笑顔、コミュニケーションの多さ、いつも聞こえる笑い声、人懐っこさと

 

マラウィの国が誇る圧倒的な大自然

 

青年海外協力隊という自分の思うままにプロジェクトを動かせる自由度の高さ

 

魅力的なJICAの関係者の方々、マラウィ隊、特に、助け合い励ましあった理数科分科会のメンバー、そして私を私らしく受け止めてくれる281の同期に囲まれた日々は

 

 

最高に刺激的で、最高に楽しい日々でした。

 

 

今後、青年海外協力隊に参加する人がいれば心から勧めたいし

この事業が未来永劫続いていくことを願ってやみません。

 

 

 

活動の成果は、光栄なことに、お世話になった私塾の先生の新書に寄稿させて頂くという形で、まとめさせて頂く事ができました。

機会がありました際、お手に取って頂けると幸いです。

www.amazon.co.jp

 

 

最後に、思うがままに書いていたこのブログですが、ここまでお付き合い頂きありがとうございました。

時折、「読んでるよ!」とか、「役立ちました!」と言って頂けた方がいただけで、私はとても嬉しかったです。

 

これからは、青年海外協力隊で学んだ事を次に活かし、

「マラウィでの2年間」を超える人生を創っていきます。

 

それでは、また。

Zikomo Zikomo Zikomo…

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2019.3.24

Koba 桜が満開に咲くロンドンより