Koba’s classromm vol.3 ~あの時思っていたよりずっと早く、あの時には想像しなかった場所で~
2年前、日米学生会議の勉強会で僕が同期のメンバーに伝えたこと
「教師が生徒に伝えられる夢や将来の職業の事には限界があると思う。医者じゃない僕には医者の事は語れない。ビジネスマンじゃない僕にはビジネスの事は語れない。それでも僕は、生徒たちの将来の夢や可能性を広げてあげたい。だから、僕が教師になったら僕の学校で授業をして欲しい!」
あの時から、たった2年。しかも、僕が初めに教師になった場所はアフリカのマラウィ。
あの時思っていたよりずっと早く、あの時には想像しなかった場所で、僕の親友、歯学部6年生のゆりこによる授業が開催されました!!
事前にポスター作って、生徒に宣伝して、、
マラウィアンの歯医者さんもいてくれたらマラウィの子達の目線に近いものになるかなと思って
病院に出かけて友達になって、
そのかいあって、生徒は100人以上集まり、マラウィアンの歯医者さんMr,Lastonも来てくれて
第1回目のspecial open schoolは大盛況だったと自負しています!!
歯に良くない食べ物は何か、どうして虫歯になるのか、虫歯になるとどうなってしまうのか、予防するにはどうしたらいいのか
明るく楽しそうに、生徒達に向かって問いかけるゆりこはとても輝いていました。
生徒達もそれに答えるように、手を挙げ発言してくれました。
Mr,Lastonは生徒達に歯ブラシを数本持ってきてくれ、歯ブラシをかけたクイズには生徒達は本気で臨んでいました笑
open schoolの最後には、ゆりことMr,Lastonがなんで歯医者になろうと思ったのか、これからどうなっていきたいのか夢を語ってくれました。
このイベントを通して、生徒達が自分の将来に対して考えを深めたり、科学を学ぶ事に興味をもったり
歯ブラシを持っていない生徒達が歯ブラシを買いに走ったり笑 してくれるといいなと、願うばかりです
ゆりこと組んでイベントをするのはアメリカ以来。
その度に、彼女の能力には惚れ惚れとしてしまいます。
プレゼン能力しかり、英語力しかり、笑顔が絶えない明るさでどこの国の人ともスッと仲良くなってしまうゆりこと
また次回組んで何かできる日が楽しみです。
国際協力の分野では歯医者さんが求められにくいというけれど、ゆりこを必要としてる人は世界中にたくさんいるはず。
集合写真を撮る文化がないからか、集合写真の生徒の数は少なくなってしまいましたが、、まあいいでしょう!
次は誰と組んでやろうかな hihihi
このイベントを手伝ってくれた、同じ理科教育隊員の宮崎くんにも感謝!!
学校も2週間前に始まり、明日からようやく時間割に沿ったスケジュールで授業ができそうです!
生徒も先生も来なかったり、学校始まったのに時間割ができてなかったり、政府がいまさら今年度の先生の配属移動出してきたり
理科室散らかりまくってるし、実験器具ないし壊れてるし、学校のコピー機はインクないし
学校が始まってから戸惑いと驚きの2週間でしたが、明日からも授業頑張ってきます!!
ちなみに1年生の生物と化学の担当になり、何回か授業もしました! 形から入ろうと、ユニホーム(白衣)を着てやってます笑
次回こそ、マラウィの教育事情をお伝えできたらと思います!!